2020年03月16日
1917 遅いレビュー
こんにちは
鑑賞から早1ヶ月近くたってしまいましたが、
「1917」のレビューをしてみようと思います。
第一次世界大戦に興味を持ったのは実はつい最近。
PS4などでリリースされた「battlefield 1」をプレイしたのがきっかけです。
あのゲームは本当に面白かった。
アルディティの警戒兵とか、火炎放射兵とか、登場する銃が知らないのが多すぎて
とても面白かったなと思います。
逆にWWIは、ドイツ軍よりもイギリス軍の制服の方がこの時期は好きなんですよ。
将校の制服は本当に美しいと思います。



さて、本編ですがネタバレを含みます。
公開後1ヶ月なのであえてありでやろうかなと思います。
結論から言うと、「ストーリー」としては正直大したことはありません。
WWIのありふれた徒労話かなと。何より、前線と無線連絡ができませんからね。
そして、その中でも取り上げられる1カット撮影は技術的に感服しました。
普段映像の仕事をしているので、映画の内容というよりは
技術に目が行ってばかり。
ただ、はっきりいって映画としてはそこまで面白いとは思いませんでした。
あと英語字幕がダメダメ。最後のシーンで、ベネディクト・カンバーバンチ扮する
英軍大佐が主人公の中止命令を聞いて苦労話をするシーンがあります。
ここはボヤキのパートですが、最後正確に覚えていませんが「行け」か、「もう行け」だとか
割と綺麗な字幕だったように記憶しています。
しかしながら、正確には「Fuck Off」って言ってたんですよね。
苦労して命令を届けて、「Fuck Off」ですよ!?
明らかに、貴族出身の大佐が伍長を見下すときにそれです。
下士官以下は人間ではなく、駒なんですよね。
僕だったら、ブチギレですがそれも戦争ということなんですよね。
途中共にする兵士の死だったり、飛行機の墜落だったり、ドイツ軍陣地だったり、
映画に登場するシーン一つ、一つのセットの出来は素晴らしいと思いましたが
リアリティだけなんですよね。この映画。
よく、マニアが作る映画はつまらないと言いますが
それとは違った意味で「リアリティ」を追求しすぎて、ちょっと途中見失ったなと思いました。
同じ意味で言うと「ダンケルク」は「リアリティ」を追求しましたが、
時間軸という手法を使って映画を完成させていた点に映画としての面白みがありました。
「戦火の馬」は、リアリティはふんだんにあるものの別の軸となるストーリーがあり
それに対する必要なリアリティがあったと思います。
今作はその「リアリティ」+αがない。
ただ、それはサム・メンデス監督の狙いだと思います。
WWI当時の兵士が味わった1日分の苦労と徒労感、そして戦友の死を味合わせる。
そうゆう意味では、素晴らしい映画だと思います。
でも、この映画のドイツ兵はとことんなまでに悪者でしたね(涙)
貶してんだか、褒めてんだかわからなくなってきましたが
結果として「よくできた映画」という点は間違いないでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こんな感じで今後も、記事を上げていきたいと思っています。
最後に予告編
鑑賞から早1ヶ月近くたってしまいましたが、
「1917」のレビューをしてみようと思います。
第一次世界大戦に興味を持ったのは実はつい最近。
PS4などでリリースされた「battlefield 1」をプレイしたのがきっかけです。
あのゲームは本当に面白かった。
アルディティの警戒兵とか、火炎放射兵とか、登場する銃が知らないのが多すぎて
とても面白かったなと思います。
逆にWWIは、ドイツ軍よりもイギリス軍の制服の方がこの時期は好きなんですよ。
将校の制服は本当に美しいと思います。



さて、本編ですがネタバレを含みます。
公開後1ヶ月なのであえてありでやろうかなと思います。
結論から言うと、「ストーリー」としては正直大したことはありません。
WWIのありふれた徒労話かなと。何より、前線と無線連絡ができませんからね。
そして、その中でも取り上げられる1カット撮影は技術的に感服しました。
普段映像の仕事をしているので、映画の内容というよりは
技術に目が行ってばかり。
ただ、はっきりいって映画としてはそこまで面白いとは思いませんでした。
あと英語字幕がダメダメ。最後のシーンで、ベネディクト・カンバーバンチ扮する
英軍大佐が主人公の中止命令を聞いて苦労話をするシーンがあります。
ここはボヤキのパートですが、最後正確に覚えていませんが「行け」か、「もう行け」だとか
割と綺麗な字幕だったように記憶しています。
しかしながら、正確には「Fuck Off」って言ってたんですよね。
苦労して命令を届けて、「Fuck Off」ですよ!?
明らかに、貴族出身の大佐が伍長を見下すときにそれです。
下士官以下は人間ではなく、駒なんですよね。
僕だったら、ブチギレですがそれも戦争ということなんですよね。
途中共にする兵士の死だったり、飛行機の墜落だったり、ドイツ軍陣地だったり、
映画に登場するシーン一つ、一つのセットの出来は素晴らしいと思いましたが
リアリティだけなんですよね。この映画。
よく、マニアが作る映画はつまらないと言いますが
それとは違った意味で「リアリティ」を追求しすぎて、ちょっと途中見失ったなと思いました。
同じ意味で言うと「ダンケルク」は「リアリティ」を追求しましたが、
時間軸という手法を使って映画を完成させていた点に映画としての面白みがありました。
「戦火の馬」は、リアリティはふんだんにあるものの別の軸となるストーリーがあり
それに対する必要なリアリティがあったと思います。
今作はその「リアリティ」+αがない。
ただ、それはサム・メンデス監督の狙いだと思います。
WWI当時の兵士が味わった1日分の苦労と徒労感、そして戦友の死を味合わせる。
そうゆう意味では、素晴らしい映画だと思います。
でも、この映画のドイツ兵はとことんなまでに悪者でしたね(涙)
貶してんだか、褒めてんだかわからなくなってきましたが
結果として「よくできた映画」という点は間違いないでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こんな感じで今後も、記事を上げていきたいと思っています。
最後に予告編
Posted by MILITARIA 1911 at 18:39│Comments(0)
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